日本で使用される和製漢字のうち、難しく書きづらい漢字はどんな漢字でしょうか。 画数の多い漢字、バランスの取りづらい漢字、要素はさまざまですね。因みに最も画数が多い漢字は、雲と龍の字を組み合わせた「たいと」という漢字で、総画数84画にものぼるそうです。
さて、今回はシンプルなのになぜか書きにくい、「バランスが難しくて書きづらいと思う漢字」について、皆さんにアンケートをとってみました。

■バランスが難しく書きづらい漢字ランキング
1位: 臼
2位: 凹
3位: 凸
⇒4位以降のランキング結果はこちら!

1位には《臼》がランク・イン。一見「白」という字と似ていますが、わずかに空いた2カ所の隙間に気をつかわなければなりません。しかしこのやっかいな隙間は、実はあるものを模して空けられたもの。餅つきの《臼》の形を思い浮かべてみると、ふたが無く中が空洞になっていることがわかります。実は《臼》は子や貝の字と同じ、象形文字なのです。なにげない隙間も模写であるとわかれば、実際に書く時のバランスも取りやすくなりそうですね。

2位には《凹》がランク・イン。多くの人が一筆で書いてしまいがちな《凹》ですが、これが意外な落とし穴の原因に。一筆で書くと全体のバランスがとりにくく、歪んだ形になってしまいます。横のラインは左から右に、縦のラインは上から下に手を動かせば、美しい直線の《凹》が書けますよ。

3位には《凸》がランク・イン。《凹》の対義語である《凸》は、突き出ている様、膨らんでいる様を表しますが、《凹》に比べて、突き出ている部分がきれいに書けないとバランスを崩してきれいに書けません。正しい書き順を調べてみると、1画目の書き出しには「タテ派」と「ヨコ派」が存在しています。実は、複数の書き順がある漢字は他にも存在していて、4位にランク・インしている《必》もそのそのひとつ。ほかには「発」「上」「馬」などがあるようです。こういった書き順が異なる漢字については、バランスの取れる書き順を見つけてみるのもよいかもしれません。

他には6位《乏》のように、曲線を持つ漢字もランク・インしています。きれいな字を書ける人は、ビジネスシーンや学校でも一目置かれやすいもの。書きにくい漢字の練習をきっかけに、達筆家を目指してみてはいかがでしょうか。

調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年4月7日~2015年4月10日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)