アイドルグループ「アイドリング!!!」が4月5日にライブ『アイドリング!!! FES 2015 10年目の明日ング!!! 心機一転←!!!→初志貫徹』を行った。豊洲PIT(ピット)に集結した3,000人のファンを前に、約8時間にも及ぶ史上最長のステージで77曲を披露、アンコールにもこたえた。

開演前に神原孝統括プロデューサーから「こんなに多くの方にご来場いただきありがとうございます」と挨拶をした上で、10月31日で番組終了そしてメンバー全員が卒業することを直接ファンに報告した。
「始まりあれば終わりもある。テレビ番組と一緒にスタートし、一緒に何かの形で閉じなければならないと思っています。9月いっぱいで終了という話もありました。しかし10年目に足跡を残したいということで10月31日に、どうしても10年目を踏んで終わりにしたい。アイドリングという場所自体は残したままにしたいと、非常にわかりづらいと思いますが卒業であり解散はしません。(中略)みなさんの中には最後までアイドリング!!!を残していただき、これからもずっと持ち続けていただきたいです」
と、10年目に向けた第一歩であることなど愛情溢れる思いを伝え、アイドリング!!!史上最長となるフェス、そして卒業を発表した23号伊藤祐奈にとって最後のライブがスタートした。

長時間とはいえ、スタートからパワフルなステージで会場は熱気に包まれていった。今回はメインステージに加えて、会場の中程には今回初となるサテライトステージを両サイドにスタンバイ。ファンとの距離を大切にした構成だ。メンバーも「慣れない」、「なんかアイドルっぽい」と嬉しそうに語り、ファンが持っていたうちわを借りたり、おもしろいことを言ってくれそうな人をめがけてインタビューしたりと積極的にコミュニケーションをとるメンバー。

全員曲はもちろん圧巻のステージだが、『ドーナツの向こう側』を各期で披露したり、華やかな衣装替えがあったり。「NEO from アイドリング!!!」が織りなすステージと、一時も目が離せなかった。26曲目、4期生で披露した『ドーナツの向こう側』で思わずメンバーが涙をみせた。

その後も伊藤ははけることなく、所属ユニット「NEO from アイドリング!!!」のステージに出演。デビュー曲の『mero mero』からパワフルにスタート。後半にさしかかるにつれてメンバーの目からは涙がこぼれた。そして伊藤も涙を光らせながら『キミといたナツ』を歌いあげ、最後は深々と挨拶をした。伊藤はアイドリング!!!の卒業、そして個別の仕事を終えたあとは芸能界からの引退を予定している。

活動開始から10年目を迎える10月31日をもってメンバー全員が卒業するアイドリング!!!。番組やライブを通して様々な経験を積み、大きく成長した彼女たちの巣立ちの時がやってくる。10月5日(月)には日本武道館でのラストライブが予定されている。

(取材/文 いまトピ編集部)